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【福岡で人気美容師になるには】現役が教える7つの必須条件!
Contents
【はじめに】
福岡は、トレンド発信地である東京・大阪に次ぐおしゃれな街として、多くの美容師が活躍しています。特に若者から支持される美容師になるには、ただ技術があるだけでは不十分。
今回は「福岡で活躍する美容師の条件」を、現場の声や地域性も交えてわかりやすく紹介します。
高校生の方も、ぜひ参考にしてみてください!
【目次】
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トレンドへの感度が高い
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技術力と提案力を磨く
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人と話すのが好き・得意
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SNS発信でファンを増やす
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地域密着で信頼を得る
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働き方の多様性を理解する
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専門性(強み)を育てる
① トレンドへの感度が高い
福岡では、韓国風ヘアや透明感カラー、レイヤーカットなど、最新のトレンドを取り入れたスタイルが特に人気です。たとえば、「ヨシンモリ(女神巻き)」のような韓国風の巻き髪や、オリーブベージュ・ラベンダーグレージュといった透明感のあるヘアカラーは、10〜20代の女性を中心に高い支持を集めています。
また、流行は毎月のように変わるため、常にアンテナを張っておく姿勢がとても大切です。Instagramで「#福岡美容師」「#韓国風ヘア」などのハッシュタグを検索したり、TikTokで人気のヘア動画を見てスタイルやカラーの傾向をつかむのも効果的。東京・韓国の有名美容師の投稿をチェックする習慣をつけると、流行をいち早く取り入れた提案ができるようになります。
さらに、福岡には天神や大名などの“おしゃれ感度の高い”エリアがあるため、お客様のトレンドに対する意識も高め。そんな中で活躍するには、「今、何が流行っているのか」「次に何がくるのか」を自然にキャッチできる感性が求められます。
② 技術力と提案力を磨く
美容師として活躍するには、カットやカラーなどの基本的な技術の高さはもちろん重要です。ですが、福岡のようなおしゃれ感度の高いエリアでは、「技術+提案力(カウンセリング力)」のある美容師が特に支持される傾向にあります。
たとえば、「前髪を切りたい」と言われたときに、ただまっすぐ切るだけでなく、顔の輪郭や目の大きさ・髪質・雰囲気に合う“似合わせ前髪”を提案できるかどうか。たとえ同じ「ショートカット」でも、丸顔の人には丸みのあるシルエット、面長の人には横にボリュームを持たせるなど、お客様に合ったデザインを考える力が必要です。
また、カラーでは「ブリーチして明るくしたい」と言われた際、髪のダメージ具合や学校・仕事での制限を確認し、生活スタイルや要望に合わせたカラー提案ができると信頼されます。たとえば、「ブリーチなしで透明感を出すなら、ラベンダーベージュがおすすめですよ」といったプロならではのアドバイスができると◎。
提案が的確であるほど、「この人に任せたい」「またお願いしたい」と感じてもらえ、リピートや指名につながりやすくなります。そのためにも、トレンドを学ぶだけでなく、「お客様のことを深く理解する姿勢」や「カウンセリング力」を日々磨くことがとても大切です。
③ 人と話すのが好き・得意
福岡の人は親しみやすく、リピーターの多い傾向にあります。
「話しやすい雰囲気」を作ることが、次回の予約や紹介にもつながります。
④ SNS発信でファンを増やす
福岡でも、サロンや美容師を選ぶ際に「Instagramで検索する」という人が増加中。
スタイル写真や施術の流れを投稿することで、自分の魅力を発信できます。
⑤ 地域密着で信頼を得る
福岡では「口コミ」や「紹介」がとても大切。
丁寧な対応・気持ちの良い接客を心がけることで、地域のファンが自然と増えていきます。
⑥ 働き方の多様性を理解する
美容師=サロンに就職する、というイメージが強いかもしれませんが、今の時代は働き方の選択肢がとても多様化しています。特に福岡の都市部では、サロン勤務に加えて、フリーランス美容師や業務委託(歩合制)として働くスタイルも一般的になってきました。
たとえば、フリーランス美容師は特定のサロンに雇われず、レンタルスペースやシェアサロンを使ってお客様を施術するスタイル。自分のペースで働ける自由さがあり、SNSで集客して固定のお客様を持っている人も多くいます。時間や休日も自分で調整できるため、プライベートとのバランスを大事にしたい人にも向いています。
一方、業務委託型サロンでは、歩合制で働くことが多く、売上に応じて収入が変わるのが特徴です。「やればやるだけ稼げる」反面、集客や時間管理も自己責任になることが多いため、自主性や営業力も問われます。
もちろん、安定した教育体制や福利厚生を重視するなら、正社員としてサロンに勤務するのも安心な選択肢です。特に新人時代は基礎をしっかり学べる環境が整っていることが多く、将来的に独立やフリーランスを目指す人にとっても良い土台になります。
このように、働き方には「正社員」「フリーランス」「業務委託」「独立(開業)」などさまざまなスタイルがあり、自分の性格や将来の目標に合わせて選べます。高校生のうちから、「どんなふうに働きたいか」「何を大切にしたいか」を考えておくと、進路選びにも役立ちます。
⑦ 専門性(強み)を育てる
美容師として人気を集めるためには、「なんでもできる」よりも、まずは**“これが得意”という武器(専門性)を持つこと**がとても大切です。たとえば、「メンズカットが得意」「韓国風ヘアの再現が上手」「透明感カラーに特化」など、自分ならではのスタイルや技術を磨くことで、お客様の記憶に残りやすくなります。
実際に福岡でも、「メンズパーマ専門」「ショートカット専門」「ブリーチカラーが得意」といったテーマでSNS投稿をしている美容師が多く、そうした投稿を見て「この人に切ってもらいたい!」と指名予約をするお客様が増えています。
特に高校生や大学生のお客様は「自分に合う美容師を探す」ためにInstagramやTikTokで検索することが多く、“このスタイルならこの人”という印象を持ってもらえるかが鍵になります。
さらに、「英語が話せる美容師」「着付けができる美容師」「ヘアアレンジが得意な美容師」など、技術以外の個性やスキルを専門性に変えることも可能です。
これらの強みがあると、海外からの観光客や成人式・卒業式のようなイベントシーンでも活躍の場が広がります。将来のために、まずは**「何が好きか」「どの技術が楽しいか」**を見つけることから始めましょう。好きなことを突き詰めていくことで、あなただけの専門分野が育ち、他の美容師と差別化できる存在になります。
【まとめ】
福岡で活躍する美容師には、流行をつかむセンスや技術力だけでなく、地域性や人とのつながりを大切にする心が求められます。今のうちからSNSを活用したり、自分の「得意」を探していくことで、将来きっと人気美容師になれるはずです!